黒猫の額:ペットロス日記

息子は18歳7か月で虹の橋を渡りました。大河ドラマが好き。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

また、夢の息子話

昨日か一昨日だったか、また亡き息子の夢を見た。チャンネルが合ってるのかな、うれしい。 おぼえているのは、何やら昭和の香りのするアパート。外階段を上がると小豆色に壁やドアが塗られているのが見えて、その部屋の廊下に面した窓あたりから、息子の声が…

扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑦

センダイウイルスでの癌治療 つい先日、朝日新聞の朝刊一面の記事にくぎ付けになった。「がん細胞をウイルス攻撃 治療薬承認へ 1年後生存率6倍」という見出しの記事だ。 ウイルスを使ってがん細胞を破壊する治療薬が、承認される見通しになった。厚生労働…

扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑥

息子が急にけいれん、家族はパニック 2019年10月20日の夜、1週間後に市の音楽祭の舞台を控えていたので、家族に息子クロスケを任せて私はコーラスの練習に外出していた。 その日、主に練習していたのは日本の作曲家の手によるレクイエム(鎮魂歌)。「息子…

扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑤

佐川急便のおじさんに、ニャー! 今日はスーパーの買い物や、ネットショップで買った荷物が届いた。 コロナ禍で、当たり前のようにお願いするようになった、ドア前の置き配。その荷物を自宅内に運びながら、以前はいつもドアから息子が出て行かないよう&荷…

「おちょやん」謝罪が引き出すカタルシス

今回も敬称略で失礼します。NHK朝ドラの「おちょやん」が終わった。取ってつけたような格好つけで無理やりな終わり方ではなくて、本当に良い終わり方だった。「今ある人生、それがすべて」「生きるっちゅうのはホンマにしんどうて、おもろいな」と、朝ドラと…

扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした④

残る牙が上顎に刺さり、さらなる手術 今、私は術後の亡き息子クロスケのために作った窓際の特別スペースに座椅子とコタツ(さすがに布団抜き)を置き、書斎のようにして、そこでこの文章を書いている。 元々、窓際の角には息子のケージが置いてあった。その…

黒猫タクシー

今年のGW、というか2年連続となったステイホーム週間が終わろうとしている。その間、愛する猫息子の月命日もあったり、いつもこの時期には息子のこたつを片付けてたなとか、今日みたいに暑くなれば壁際の床でひっくり返って半分持ち上げた足を壁に預けて寝…