黒猫の額:ペットロス日記

息子は18歳7か月で虹の橋を渡りました。大河ドラマが好き。

2021-01-01から1年間の記事一覧

「カムカム」安子編が終わったが

初代は、応援しにくいヒロインになってしまった NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が、二代目ヒロインの深津絵里が演じる「るい編」に入った。Twitter等ネットを見ると、阿鼻叫喚というか・・・初代ヒロインの「安子編」の終わり方に納得していない人が多い…

息子のヒーターにお別れ

ヒーター売る日 亡き猫のぬくもりよ 先日、寒くなって、とうとう冬布団を納戸から出した。その時に、保管用の袋を掛けてしまってあったオイルヒーターが目に留まった。 小さい、ミニサイズのデロンギ。病床にあった息子の傍らで、寒い冬に良く働いてくれた。…

「カムカムエヴリバディ」安子、英語がうますぎる

ロバートと再婚か or 稔さん生存の夢想 NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で、とうとう米軍のロバート・ローズウッドが先週登場した。公式サイトの登場人物紹介でも最後だけれどちゃんと出ていたから、ただ者ではないことはわかっていたけれど、そうか・・…

公式「否定」なければ民意が食われる

ようやくの方針転換 天皇家の敬宮愛子さまが成年を迎えられた。今朝、テレビで拝見したローブデコルテ姿はお美しかったし、実に大人の表情をされているように見えた。怜悧ながらも温かいお人柄にも見えた。おめでとうございます。 二十歳のスタッフが選んだ …

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」悲劇の第4週でした

脚本は「ちりとてちん」の藤本有紀さん NHK朝ドラの「カムカムエヴリバディ」が第4週を終えた。主人公の安子に襲い掛かった不幸の連続に、「戦中・戦後の時期なら、こんな悲劇もあったことか」と想像しつつも、あまりの畳みかけに涙しました 祖父が少し先に…

恩猫(人)のお葬式

享年23歳2か月 先日、ある猫さんのお葬式にお邪魔してきた。仮にAちゃんとしておこう。 Aちゃんは、会社の先輩Bさんの飼い猫。白地に焦げ茶色の、やや丸っこいけれど、ものすごくすばしこくエネルギッシュな猫さんだった。当時、7~8匹は犬猫を飼っていた…

ひとさまの猫を、動画で見ている

息子の動画がほぼ無い クロスケを亡くしたとは言っても、私も家族も姿が見えなくなっただけでまだ一緒に暮らしているつもりでいるのだけれど、やっぱりその「姿が見えない」ポイントが悲しかったりする。 脳裏に浮かぶ息子の姿はあちこちにあるのだけれど・…

瀬戸内寂聴さんを悼んで

「源氏」について、25年前にインタビュー 作家の瀬戸内寂聴さんが99歳で亡くなったと聞いた。現役時代のスクラップをひっくり返して確認してみたら、インタビューをさせていただいたのは瀬戸内さんが74歳の1997年3月か4月。ちょうど四半世紀、25年も前の話だ…

「おかえりモネ」続きを待ってます

既視感満載の「カムカムエヴリバディ」 NHKの朝ドラ「おかえりモネ」が終わり、もう今作の「カムカムエヴリバディ」がスタートして1週間経った。 今のところ、どこかで見たような話が展開していて・・・なぜだろう、この後、第二次世界大戦に突入していくこ…

丸腰の内親王、名誉を守るには

お祝いの花も無し 秋篠宮眞子内親王が「降嫁」して小室眞子さんとなられた。どなたかが指摘していたけれど、孝明天皇の妹・和宮親子内親王が徳川14代将軍の家茂に降嫁した時でさえも「身分違い」だと大騒ぎだったそうだ。もちろんと言うか、お相手の小室圭さ…

「おかえりモネ」支える側に立つ覚悟

話すことは、だいじ NHK朝ドラ「おかえりモネ」が佳境だ。人の気持ち、傷つきについて誠実に取り組んできた見ごたえのあるドラマだと思う。 私はいつも、前作の余韻に引っ張られてなかなか新作朝ドラに入って行けないようなところがあるのだけれども、今作の…

変化しかなかった10年間

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」 はてブロの10周年企画に乗っかって書いてみるのも面白そう。10年を振り返ってみると、まず2011年の東日本大震災をきっかけに引っ越したことが大きな変化だった。家族との死別もあり、…

間違いを上塗り?ごめんね息子

目安箱とクロスケ オリパラ東京2020大会のためにNHK大河ドラマ「青天を衝け」が休止になっていた頃だと思うが、その頃、見た夢は楽しかったな、と今日になって思い出した。夢には、息子クロスケと、目安箱と、民部公子(徳川昭武)が出てきたような気がする…

地震と息子

地震があった。ニャンコたちがとても心配だ。イカ耳になったり、シッポを膨らませて警戒する猫がいるかと思うと、腰が抜けたニャンコもいるようだ。怖かったのだろう。家族のところで飼っている4匹のニャンズは、姿見が倒れ物が落ちた部屋の中を、恐怖に駆…

きょうは月命日、ブロガーさんにも合掌

息子の重みはどこへ 今日は、亡き息子の月命日。数えてみると、20回目だ。 もう、そんなに経っていたのか・・・今でも私は、そしてどうやら家族も、息子とまだまだ一緒にいる気でいる。 毎晩、以前いつもそうだったように、寝る時には息子に「寝るよー」と声…

ばれちゃったかな?

シルバーウイークもあっという間に過ぎていく。私の物事を忘れるスピードも年々速度を増しているので、忘れる前に先日のペット彼岸会についても書かねば。 前日の散歩で疲れ切ったかと思いきや、筋肉痛もなく、無事に彼岸会の催される寺院に行くことができた…

台風一過の散歩

今日は快晴。台風一過、外に出てみたら雲が本当に1つも見つからないくらいの青空だった。 自宅でじっと動かないままだと頭痛が始まってしまうタチの家族が、前日の連休初日にして「明日は散歩に行こう」と言い出した。洗濯機を回したままだったけれども支度…

扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑰

悲しみをせき止めない 2020年2月4日未明、息子は息をするのを止めた。翌日に火葬を予約してしまったから、その日は形ある息子との最後の1日になった。 明日には、全身愛らしさの塊である息子の姿形が失われてしまうと思うと、現実感が全くなかった。本当は…

扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑯

冷たくなっていた、息子の額 ちょっと息子愛を爆発させてみる。つやつやと豊かな毛をまとった黒猫の息子クロスケは、プライド高く一筋縄ではいかぬ性格で、動物病院では「暴れん坊将軍」扱いだった。 だけれど、私に言わせれば反抗心旺盛でありながらも繊細…

扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑮

愛する猫型息子、最期が近づく 猫は、その死の際に人の目から身を隠すと言う。一方で、具合が悪くなって物陰で体を休めているうちに、その生を全うすることになり、結果的にそうなる、とも言う。 本当はどうなのだろう。誰にも邪魔されず、静かに逝きたい気…

扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑭

久しぶりに夢で再会 ゆっくり寝たのが久しぶりだったのだが、長時間寝てしまうと、私は大抵明け方に夢を見る。あまりいい内容でもない夢が多く、しかもグロテスクにクリアだったりすることもあって、どちらかというと夢を見たくない方だ。 だが、息子クロス…

扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑬

風の通り道 毎年夏になると、エアコンの掃除を依頼する。家をリノベーションした時の業者さんに色々な付帯サービスがある関係で、そのまま頼んでいる。その掃除に、先週晴れた日に来てもらった。 エアコンの掃除だから、エアコンは止める。普通なら暑い。夏…

扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑫

焼酎に化けた息子 先日、育ちすぎてしまったベランダのユーカリを使い、お風呂に入れるチンキを作ろうと、焼酎に漬け込むことにした。ウォッカが良かったらしいのだが、焼酎でもいいらしいとYouTubeで知り、大き目の焼酎ボトルを買ってきた。その量4リット…

息子の知らない冷蔵庫

唐突に、冷蔵庫を買い替えることになり、昨日量販店に行ってきた。 今の冷蔵庫を使い始めたのは、現在住んでいる住まいの前の場所に入居した時だったと思う。そこを東日本大震災を機に引っ越して出たのだが、そこには5年は住んでいたような気がするので、15…

扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑪

息子が落としたガーベラの花 オリンピックの東京2020大会が始まった。今年はもちろん2021年、周知のとおり、コロナ禍がなければ、本来ならこの大会は昨2020年に行われていたはずだった。 息子と一緒に大会観戦をしようと、その前年に買い替えたテレビ。テレ…

扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑩

2人の獣医さんに見守られ、持ち直した12月 2019年11月30日から、鎮痛剤のメタカムに代わってステロイドを与えることになった。高齢猫である息子の腎臓が持つかどうか、心配だったからだったと思う。その変更は、手術を受けた動物クリニックのS先生も、ホメ…

扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑨

息子のジューサー この6月で、息子クロスケは20歳になるはずだった。猫の20歳。超えたら化け猫「猫又」になるんだったっけ?尻尾が2つに裂けて(痛そう!)、話ができるようになるんだったか。猫又になった息子とは、是非とも喋りたかったな・・・「子離れ…

ダブルですごい日らしいです

今年じゃなくて20年前だけど、亡き息子の誕生日(に設定している日)を祝ってもらってる感じがしちゃったなー。さすが息子だ。 本日6月15日は最上の大吉日『天赦日』と『一粒万倍日』の2つが重なる縁起の良い日。 pic.twitter.com/JBBtlyKGm1 — 大和猫 (@ya…

扁平上皮癌になった愛猫を、天にお返しした⑧

ターニングポイント、ホメオパシー獣医へ 前回⑦の、ウイルスによる癌治療の話が有望だと新聞でも取り上げられていた件がぐっさり胸に刺さってしまった上に、先週の月命日もあって、次がなかなか書けなかった。 あのとき、せっかくS先生が提案してくださった…

記念日反応

2001年6月にうちの猫型息子は生まれた。日付は、はっきりはわからない。生きていたら、今年は20歳を迎えていたんだな・・・人間だったら超おじいちゃん。その死は、寿命を全う、大往生と形容されるお年頃だ。 同じ年の6月8日、ある大きな事件が起き、知人の…