2023-01-01から1年間の記事一覧
「神の君へ」から来年の「光る君へ」 もう片手で数えれば2024年が来る。年末だ。毎度のようにああだこうだに追われて年の瀬を迎えているが、気づけばまだ「どう家」最終回について書いていなかった。下手すると来年の大河「光る君へ」が始まってしまうじゃな…
罪なのは、美しき「憧れの君」松潤家康だった NHK大河ドラマ「どうする家康」ラスト前の第47回「乱世の亡霊」が12/10に放送された。前回は冬の陣、今回は夏の陣かと思ったら、講和と夏の陣に向かうまでの話だった。となると、次の最終回は夏の陣と家康の終活…
砲撃にさらされ過呼吸の千姫。秀忠も泣く NHK大河ドラマ「どうする家康」は大詰めの第46回「大坂の陣」を12/3に放送した。あらすじを公式サイトから引用する。 豊臣家復活を願う方広寺の鐘に、家康(松本潤)を呪う言葉が刻まれたという。家康は茶々(北川景…
サブタイトルは「二人のプリンス」でも NHK大河ドラマ「どうする家康」第45回「二人のプリンス」が11/26に放送された。いやあ、11月もこれで終わり、残るは12月の3回分だけ。視聴者側のこちらの気持ちも急いてくる気がする。まずはあらすじを公式サイトから…
母に欺かれていた家康 NHK大河ドラマ「どうする家康」は第44回「徳川幕府誕生」が特別なオープニングと共に11/19に放送された。今回だけのスペシャルバージョンだそうな。今回は1600年の関ケ原の戦いが終わってのひととき、というよりも1611年に手が届く10年…
こんなに凛々しい小早川秀秋、見たこと無い NHK大河ドラマ「どうする家康」もいよいよの第43回「関ヶ原の戦い」が11/12に放送された。最近は関ヶ原の戦い周辺の研究が特に進展しているそうで、昔のドラマや映画で慣れ親しんできた戦いの様相は、まさに様変わ…
「彦」鳥居元忠の幸せな最期 NHK大河ドラマ「どうする家康」は第42回「天下分け目」が11/5に放送された。 関が原前哨戦と言えば、待ってましたの伏見籠城戦。2万5千の三成方に囲まれた2千の徳川方は、元武田忍者の千代が加わって鳥居元忠(彦)と夫婦で戦…
最後に向けて盛りだくさん NHK大河ドラマ「どうする家康」第41回「逆襲の三成」が先週10/29に放送された。石田三成は、秀吉死後の五大老五奉行の政を進めたが、朝鮮戦役から戻った加藤清正らの処遇に失敗して混乱を抑えられず、失脚した。 この「逆襲の三成…
「狸」の域に達した家康 NHK大河ドラマ「どうする家康」第40回「天下人家康」が10/22に放送された。前回、秀吉がおどろおどろしく死んじゃったので今回はちょっと気が抜けてしまったが、残り8回しかない家康はそうも言っていられないだろう。あらすじを公式…
秀頼誕生から秀吉の死へ、話が一気に進んだ NHK大河ドラマ「どうする家康」第39回「太閤、くたばる」が先週10/15に放送された。早速あらすじを公式サイトから引用しておこう。 茶々(北川景子)に拾(ひろい、後の秀頼)が生まれた。家康(松本潤)の説得に…
なんかちょっとマンガチック NHK大河ドラマ「どうする家康」第38回「唐入り」が先週10/8に放送された。あと10回かと思うと感慨深い。残り10回で、女狐お茶々を打ち破って天下泰平の世を築けるのかタヌキ家康!狐と狸の化かし合い!みたいな流れになってきた…
徳川家臣団も老いていく NHK大河ドラマ「どうする家康」の第37回「さらば三河家臣団」が10/1に放送されたのだが、酒井忠次が出てこなかった…と思ったら、オープニングには「酒井忠次 大森南朋(回想)」の表記になっていた。忠次が「回想」だけなんて、前回…
殿不在時、家中に指図をする於愛の方 NHK大河ドラマ「どうする家康」第36回「於愛日記」が9/24に放送された。徳川幕府二代将軍の母としてその名を遺した於愛を中心に、真田信幸に嫁ぐ嫁がないのすったもんだを演じた本多忠勝の娘・稲姫、お久しぶりの武田の…
欲望底無しの秀吉 NHK大河ドラマ「どうする家康」第35回「欲望の怪物」が9/17に放送された。前回までに家康は、秀吉を認めて自らの天下取りを諦めた。他の人が戦の無い世を実現してくれるのならそれでいい、それを支えようと方向転換した。 しかし、秀吉の欲…
瀬名ロスがぶり返す押し花の秘密 NHK大河ドラマ「どうする家康」第34回「豊臣の花嫁」が2週間前の9/3に放送されていた。体調不良時を除き、一応、毎週感想をダラダラと書いてきているのに、今回は何の理由もなく通過するところだった。危ない危ない。 34回…
外部専門家チームの人選をしたのは誰?素晴らしい いつも大河ドラマのことばかり書いているが、今週9/10の放送はラグビーでお休みだったし、たまには被害者周辺の話も書こうと思う。ちょうどある問題が大きくクローズアップされており、気になっている。「ど…
出奔理由、ドラマの数正の感情で言えば一択 NHK大河ドラマ「どうする家康」の第33回「裏切り者」が8/27に放送された。第33回か・・・「おんな城主直虎」では鶴こと小野但馬が磔となり、直虎が止めを刺したんだった・・・と妄想がシュポーンと飛んでいきそう…
天下人織田家の看板、変わりつつあるのに NHK大河ドラマ「どうする家康」の第32回「小牧長久手の激闘」が8/20に放送された。公式サイトからあらすじを引用する。 家康(松本潤)は秀吉(ムロツヨシ)10万の大軍に対し、あえて前進し、小牧山城に兵を集めた。…
老けメイクでロボ感が増した家康公 NHK大河ドラマ「どうする家康」第31回「史上最大の決戦」が8/13に放送され、主人公の神君家康公がいきなり髭付きになり、ビジュアルが変化した。 数え43歳になり、それなりの老け顔にしたらしい。お市の方に死なれたのがあ…
秀吉を甘く見ていたよね?家康、忠次 NHK大河ドラマ「どうする家康」の第30回「新たなる覇者」が8/6に放送され、戦国時代のヒロインお市の方が柴田勝家とともに越前北庄城で命を終えた😢😢😢 まずは公式サイトからあらすじを引用する。 無事、浜松へ戻った家康(松…
信長襲撃、家康黒幕説に1票! NHKのコメディ大河ドラマ「どうする家康」第29回「伊賀を越えろ!」が7/30に放送された。前回ブログで書いた通り、今作をただの「大河ドラマ」と認識するのは誤りだ、そういうつもりで楽しめばいいんだと気づいたので、忘れな…
岡田信長&松潤家康、本能寺の「恋」 NHK大河ドラマ「どうする家康」第28回「本能寺の変」が7/23の先週放送され、あまりにも有名な戦国武将・織田信長が討たれた。 今の時点で、多分そうだ。まだ茶屋四郎次郎がセリフで言うだけで武田勝頼のように首を画面で…
瀬名ロスが高じて、ひとり大興奮の旅 NHK大河ドラマ「どうする家康」の第25回「はるかに遠い夢」で非業の自死を遂げた瀬名こと築山殿。前27回ブログの冒頭で明言した通り、瀬名ロスに現在どっぷり中だ。瀬名と言うべきか、有村架純を再登板させる方法まで勝…
瀬名ロスです NHK大河ドラマ「どうする家康」第27回「安土城の決闘」が7/16に放送された。タイトルは「決闘」だけれど、物理的に乱闘があった訳でもなく(7/22「土スタ」出演の岡田准一によると、脚本上は相撲を取る設定だったらしい)・・・狸の化けの皮が…
アイドル松潤家康、面目躍如の舞 NHK大河ドラマ「どうする家康」第26回「ぶらり富士遊覧」が先週7/9に放送され、アイドル松本潤はやっぱり伊達じゃなかったと感嘆するしかないキラキラの「海老すくい」を見せて頂いた。今回はこれが白眉。 上半身を真っ直ぐ…
有村架純を再登板させる手は NHK大河ドラマ「どうする家康」の第25回「はるかに遠い夢」は、7/2に放送され、ここまでドラマを引っ張ってきた家康の正室・瀬名が、いわゆる「築山殿事件」にて残念ながら最期を迎えるに至った。 公式サイトからあらすじを引用…
酒井忠次以下、家臣団は優秀なのに殿は NHK大河ドラマ「どうする家康」第24回「築山へ集え!」が6/25に放送された。まずは公式サイトからあらすじを引用させていただく。 瀬名(有村架純)と信康(細田佳央太)が各地に密書を送り、武田方をはじめ多くの者が…
瀬名は「静かなジャンヌダルク」 NHK大河ドラマ「どうする家康」第23回「瀬名、覚醒」という何とも来ないでほしい未来を感じさせる副題の回が6/18に放送された。はい、1週間前ですね。 いつも1週間遅れで私の個人的なダラダラとした雑感をお送りしているが、…
6/13、北条義時の800年忌 見ているこちらも重苦しくなる内容のNHK大河ドラマ「どうする家康」第22回「設楽原の戦い」が、6/11に放送された。 そちらについて書く前に・・・今週6/13はナント、昨年夢中になって視聴した「鎌倉殿の13人」主人公、北条義時の800…
スネ夫&ドラえもん、じゃない鳥居強右衛門 NHK大河ドラマ「どうする家康」第21回「長篠を救え!」が6/4に放送され、長篠合戦での有名人、戦国時代の「走れメロス」鳥居強右衛門のエピソードが描かれた。強右衛門のことは分かっていたのに、日曜夜に泣かされ…