黒猫の額:ペットロス日記

息子は18歳7か月で虹の橋を渡りました。大河ドラマが好き。

夢の中の亡き息子

 おはようございます。夢に息子クロスケが出てきてくれたので、忘れないうちに書こうと思います。

 ロケーションは、とてもマンガチックな雰囲気の、二階建ての日当たりのよい畳の部屋。黄色とか緑とかカラフルな印象(なんかサザエさんの家みたいと言うか…あそこは二階建てじゃないけど)。そこで、夫もいて、私はクロスケのことを抱っこしている。

 スリスリなんかして、クロスケ~と思い切りデレデレしていた。息子はツヤツヤふっくらして、ヒゲも立派。でも6キロオーバーの最重量の頃じゃなくて、もう少し小ぶり、子どもの頃だったような気がする。

 これまでは、夢にクロスケがせっかく登場していても、夢の中の私はあまり目もくれないと言うか、ああいるのね、程度のもったいない扱いをしていると目覚めてから残念がるシチュエーションが多かった。だから、今回のように思い切り抱っこして、デレデレしてというのは、起きてから思い返しても満足感があるんだけれども…。

 けれどその後、夢の中で「クロスケのはずないじゃないか、クロスケは死んだんだから」と気づいてしまったのだ。ものすごくもったいない展開。

 どう辻褄を合わせようとしているのか、夢の中では私が抱っこしている黒猫は、亡き息子の甥っ子?姪っ子?みたいな話が夫との間で進行し、そういう理解になっていった。

 そうなの~?と半信半疑の夢の中の私は、クロスケの中途半端な長さの尻尾を確認しようとして、あれ、ちょっとクロスケよりも長いかな?なんて言っていた。尻尾も、確認しようとした瞬間、しゅるしゅるんとビジュアル的に一気に伸びた感じもあった。さすが夢。

 いや、そうじゃないよね、クロスケのままで良かったんだよ…何を現実に夢の中の物事を合わせようとしていたんだろう。 夢の中くらい、いいじゃないのークロスケを思い切り抱っこしたって!

 ということで、すごく嬉しさを感じていたのがちょっと薄れて目覚めた朝でした。