黒猫の額:ペットロス日記

息子は18歳7か月で虹の橋を渡りました。大河ドラマが好き。

【どうする家康】#47 「乱世の亡霊の王」を育てた拗らせ茶々、過ちに気づくも遅かった

罪なのは、美しき「憧れの君」松潤家康だった

 NHK大河ドラマ「どうする家康」ラスト前の第47回「乱世の亡霊」が12/10に放送された。前回は冬の陣、今回は夏の陣かと思ったら、講和と夏の陣に向かうまでの話だった。となると、次の最終回は夏の陣と家康の終活か。

 まずは公式サイトからあらすじを引用させていただく。

家康(松本潤)の大筒による攻撃で難攻不落の大坂城は崩壊。茶々(北川景子)の妹・初(鈴木杏)と阿茶(松本若菜)が話し合い、秀頼(作間龍斗)が大坂に留まることと引き換えに、城の堀を埋めることで和議が成立する。だが乱世を望む荒武者たちは全国から大坂城に集まり続け、豊臣を滅ぼすまで平穏は訪れないと、家康は再び大坂城に兵を進める。そんな中、初と江(マイコ)は、姉・茶々を止められるのは家康だけだと訴える。(これまでのあらすじ | 大河ドラマ「どうする家康」 - NHK

 この「茶々を止められるのは家康だけ」の理由。茶々のかつての「憧れの君」が家康だったという話が、妹たちから明かされたのだけれどね・・・最終回を前に、「なんだそれ~💦」と気が抜けてしまった。

 それとリンクするかと思うが、ドラマも終わりが近いので、関連記事がネットにたくさんあった中の1つによると、脚本家は「中1の自分が観て喜ぶ大河ドラマを書いた」そうだ・・・確かに「憧れの君」は中学生が喜びそうなパワーワードだ。

 どんなに利発にお育ちだとしても、人生の酸いも甘いも未経験でまだまだ情動の点で浅さが否めない中1が、この大河ドラマのターゲットだったのか。何だかこの1年間を返してもらいたくなった。だから時代考証の先生方が腰を抜かすようなゲーム張りの紫禁城(清須城)など、突飛な映像や妄想が溢れる訳だし、今回はお市と茶々の母娘2代で主人公に恋していたなんて、お茶を吹きそうな話になってる訳だね。

 「実はあなたが好きでした」って中学の同窓会でクラス一番の美人におじさんが言われたい言葉っぽいよねぇ。それをラスト前で「どうだ!」と出してきた感じだ。

 ずっと大河を見てきたアラカンとしては、戦国時代を代表する主要美女キャラが2人まとめて(実際は演じているのは1人だけど)主人公を喜ばせる色恋担当に成り下がったのが萎えた。

 2人ともが家康を好きだ?それって松潤が家康じゃなければ見ている側としてはキモ過ぎる設定だ。「どう家」の家康には、これ以上望めない程かわいらしく平和を希求する瀬名がいたじゃないか。過去の瀬名の中で歴代ナンバーワンだ。それで恋愛ファンタジーは十分じゃないのか。

 そうだそうだ、お市の兄・織田信長も松潤家康にぞっこんだった。織田家は家康大好きなんだね。

 こういう設定は、美しき松潤だから完全に白けることなく辛うじて成り立つシロモノじゃないか。申し訳ないが、過去の映像作品で徳川家康を演じた俳優さん方を思い浮かべ、考えてみてほしい。

 思いつくところでは丹波哲郎、中村梅之助、津川雅彦、西田敏行、松方弘樹、滝田栄、西村雅彦・・・戦国一の美人お市が恋して、その娘の茶々も、本人を良く知りもしないのに多感な少女期に完璧な天下人像を思い描き憧れ恋するような、そんなことが彼らに対してできようか?無理だ。(歴代の家康俳優の皆様方、大変に失礼しております<(_ _)>)

 それは美しき松潤ならでは。その松潤ならではの特性に乗っかった設定が顔を出してしまうと「いや、それ家康じゃないし、松潤だし」と思えてくる。松潤じゃなきゃ通用しないような話にされると、全然面白くない。

 誰かが「岡田准一は興味深い織田信長になっていたけれど、松潤は家康コスプレの松潤だった」と言っていたが、それじゃあまりにも悲しい。松潤家康、当初の心配を覆して悪くなかったと思うのに。

子が拗らせた時、大人が説き聞かせる大切さ

 少女期の「憧れの君」家康への恋がこじれて、アンチ家康になった茶々(まったくなんと単純すぎる設定w 仕方ないか、中1相手だもの)が、妄想上の理想的な天下人へと秀頼を育て上げた。エセ天下人の家康よりも、秀頼が本物の天下人、だから家康を倒して秀頼を天下人の座に就ける方が世のためだと、ドロンジョ茶々様はお考えだと今回判明した。

 家康に対して、憎さ百倍過ぎる。偏見が過ぎる。

 その妄想を素直に背負った秀頼が、夏の陣へ続く滅びの道を「正々堂々」歩むと決めちゃった大坂方。何という悲劇だ。

 他方、家康は、秀忠に丸投げせず総大将を務め「乱世の亡霊を根こそぎ引き連れて滅ぶ覚悟」と言った。この、自分の息子をクリーンな位置にキープしておいて、自分が地獄を引っかぶるポジションというのは、昨年「鎌倉殿の13人」で北条義時が真っ黒になって死守していた。2年連続で大河ドラマの主人公は地獄の道を行くんだね。

 しかし、ここぞというところで親が適切に前に出ることの大切さよ。せっかく茶々は昔の「憧れの君」からの手紙で、遅ればせながら自らの誤りに気づいたらしかったのに。

 家康の手紙はこうだった。なかなか胸を打つものだった。差し込まれる昔の映像(お市と茶々が別人!家康若い!)と、受けの北川景子の表情の変遷が良かった。そうそう、手紙を袂にしまってからお江に微笑まれて一瞬たじろいだ茶々も可愛かった。

茶々殿。赤子のあなたを抱いた時の温もりを、今も鮮やかに覚えております。そのあなたを乱世へ引きずり込んだのは私なのでしょう。今さら、私を信じてくれとは申しませぬ。ただ、乱世を生きるは我らの代で十分。子どもらにそれを受け継がせてはなりませぬ。私とあなたで全てを終わらせましょう。私の命はもう尽きまする。乱世の生き残りを根こそぎ引き連れて滅ぶ覚悟にございます。されど、秀頼殿はこれからの世に残すべき御人。いかなる形であろうとも、生き延びさせることこそが母の役目であるはず。かつてあなたの母君がそうなさったように。

 この手紙を読んだ後も、茶々は毎年正月に息子の背を測って付ける柱のキズを手で撫で、秀頼を思う母になっていた。乱世を生きる荒ぶるヒロインではなく。「かつてあなたの母君がそうなさったように」に改めてハッとさせられたのだろう。

 万能感いっぱいのティーンブレインの秀頼(これは年齢的にもお育ちからもしょうがない)と、家康への恋を拗らせた妄想癖の茶々。少女期に妄想癖全開でこっちが心配したのは茶々ではなくて、次女・初の方だったのに。姉の方が重症だったとは。

 それよりも、ちょっとお市の次女・初の変な受け答えが私は気になった。初がこんなにも人の話をちゃんと聞けないという点は、大坂の陣の講和での伏線になってくるのだろうか。

初:母上は、徳川殿に輿入れするかもしれなかったというのは誠でございますか?

市:えっ?誰がそのような・・・。

江:そうなのですか?

市:嘘じゃ。幼い時分に顔見知りであっただけ。

初:もしかしたら、私たちの父上は徳川殿だったかもしれないのですね

茶々:つまらぬことを申すな。我らの父は浅井長政じゃ。

 茶々は反抗期にあるらしく、物言いはそっけないが正しい。初の言っていることは滅茶苦茶、ものすごい飛躍だ。母が明確に「嘘じゃ」と答えているのに、勝手に妄想が弾けてしまっている。

 人の話を聞けず、妄想癖のある初が、大坂方の運命を背負って切れ者・阿茶の局との講和の席に着くかと思うと空恐ろしい。そりゃ大坂城のお濠が全部埋められても仕方ない。(【どうする家康】#30 戦国のヒロイン・お市が「敗軍の将」、エサに釣られた家康は歯噛み - 黒猫の額:ペットロス日記 (hatenablog.com)

 当時、お市は茶々ら娘たちに対して言葉少なだった。辛さを呑み込んで「はい!」と言った笑顔が印象に残る。もっと説明して娘らの妄想の種を取り除いてもいいのにと思わないでもなかった。

 家康の手紙でようやく気付きを得た茶々。でも、その気づきを彼女はきちんと秀頼にシェアしていない。それでいきなり最終決定を秀頼に託してしまった。その顛末はこうだった。

茶々:母はもう・・・戦えとは言わぬ。徳川に下るもまた良し。そなたが決めよ。そなたの本当の心で決めるがよい。

大野治長:我ら、殿がお決めになったことに従いまする。

千姫:千も殿の本当のお心に従いまする。

秀頼:お千。前にそなたは私の本当の心が知りたいと申したな?私はあれからずっと考えていた。ずっと母の言う通りに生きてきたこの私に、本当の心はあるのだろうかと。(立ち上がり、小姓から刀を受け取る)我が心に問い続け、今、ようやく分かった気がする。(興奮気味に去る)

 (牢人どもの前へ)皆、よう聞いてくれ。余の真の心を申す。信じる者を決して裏切らず、我が身を顧みず人を助け、世に尽くす・・・それが真の秀頼である。今、余は生まれて初めてこの胸の内で熱い炎が燃えたぎるのを感じておる!余は戦場でこの命を燃やし尽くしたい!

茶々:秀頼・・・!

秀頼:皆の者!天下人は断じて家康ではなく、この秀頼であることこそが世のため、この国の行く末のためである。余は信長と秀吉の血を引く者。正々堂々、皆々と共に戦い徳川を倒してみせる!余は決して皆を見捨てぬ!共に乱世の夢を見ようぞ!

牢人一同:オオー(喚声。口々に)乱世の夢じゃ~皆の者、奮え~!秀頼様のために戦おうぞ!(真田信繁が六文銭を掲げる)

秀頼:(茶々を見て)異論ござらんな。

茶々:よくぞ、申した。(涙をため、複雑な笑顔)

千姫:徳川を・・・倒しましょう!

秀頼:エイエイ

牢人一同:オー!(略)

茶々:(振り返った先に初がいる。黙って視線を交わす姉妹。初の見ている前で家康からの手紙を火にポイと捨てて燃やし)共に逝こうぞ、家康!

 「信じる者を決して裏切らず、我が身の危険も顧みずに人を助け世に尽くす。そのような御方であれば、それこそ真の天下人にふさわしき御方だと思わぬか?」と、かつて茶々が妹たちに言っていた誇大妄想を秀頼が口にした時、ため息が出た。そして「戦場で命を燃やし尽くしたい」などと、真田信繫ら牢人に感化されたことまで言っちゃって・・・。

 自分が思いもしなかった選択(ただ、その選択はそれまでの茶々の教えに沿っている)をしたからといって「秀頼💦」なんて声を裏返しても、もう遅い。まともなコミュニケーションが欠けたせいで、秀頼は乱世の亡霊の王よろしく、亡霊の皆さんを引き連れて滅びの道へとまっしぐらだ。

 亡霊代表の真田信繫(どす黒いメイクが凄い)の槍捌きに魅入られてたもんね・・・秀頼は戦いたい正義の戦士モードになってたよね。

 秀頼は、むしろ自分の選択を母は喜んでいると思い込んでいただろう。茶々も母からドロンジョに戻って「よくぞ申した」としか言えなくなった。それは自分が信じてきた道、秀頼に教え込んできた道だから。もはや滅びの道だと分かっているけどね。

 しかし、「共に逝こうぞ、家康」なんだね・・・どんだけ好きなんだか。本能寺で信長が「家康~家康~」と繰り返して血染めの着物でフラフラしていたのを思い出す。

 一方、家康は、秀忠に「そなたがまぶしい」と感情に訴える話をして秀忠の拗らせを解いたし、本多正信&榊原康政という、家中でも切れ者2人がかりで秀忠をフォローさせた。

 両者を比べ、子どもが変な妄想を膨らませて思い込みで拗らせそうになった時、大人が正面から向き合って「説き聞かせる」のは本当に大事だと思わされた。ましてや、秀頼のように母が持つ家康への偏見を幼少期から念入りに刷り込まれたら、まともな判断などできはしない。

 しかし考えてみれば、あんな過酷な運命を歩んでいた茶々姉妹が妄想や偏見に取りつかれる前に、誰が何を説き聞かせられたのだろう。彼女らを真摯に守り、彼女らのために説き聞かせられる大人は皆無の状態だった(実際は、織田信包ら頼れそうな親族がいただろうが、ドラマでは出てこない)。

 今作の豊臣の滅亡は、信頼できる大人とのコミュニケーション不足が招いた悲劇、ということで。拗らせる前に信頼できる大人を見つけてちゃんと話そうね、何かと手遅れになる前にね、と反抗期の中学生に説き聞かせるドラマだったのかな。

家族の期待を裏切った、主君・家康

 今作の家康は(一方的に背負わされた迷惑な妄想ではあるけれども)茶々の期待を裏切った。初曰く「母が死んだ時、憧れは深い憎しみとなりました」そうで、それが大坂の陣のような事態を招いている。

 そして、家康は家族の期待も裏切った。秀忠と千姫だ。千姫の無事を告げられ「何よりの事じゃ」と言った父・家康を見る秀忠のまなざしのきついこと。

 家康は決して自分でそうしたい訳じゃないのにねえ。自分の気持ちには反していても、断腸の涙を流してでも、乱世を鎮めるためにはやらねばならない。その理解がせめてお子ちゃま秀忠にはもう少し欲しいところだ。自力でたどり着けないなら、正信が説き聞かせるしかないか。

 前回のエピソードだが、秀忠は、孫を可愛がってくれる家康だから、まさか千姫を危険に曝すことなどしないと思っていた。一方、お江は「戦となれば、鬼となれる御方では」と家康を見て、千姫への害を恐れて秀忠が大坂攻めの総大将となることを望んだ。

 お江の見方が正しかったことは、大坂城への砲撃で示された通りだ。秀忠は泣いて「父上、止めてくだされ、止めろー」と懇願したが、それ以来、家康を見る目が明らかに変化している。家康を信じない目だ。

 そしてもうひとり、千姫。最初、ビカビカの金箔がちの衣装を着る大坂城の人たちの中で、千姫だけが紫メインの打掛をまとい、見た目から異質だった。座る場も、おかしいくらい明らかに茶々や秀頼から離れた下座で、豊臣からの心理的な距離を感じさせた。

 それが、お江との会話に臨んだ時点では、千姫は豊臣系のビカビカ打掛を着て、母がかけた「徳川の姫として」の言葉に反発、「豊臣の妻でございます」と強く言い切った。そして、下座から立ち上がり、上段の間に上って茶々に連なって座り直した。

 その時の茶々と秀頼の表情も印象的だった。母と娘の決裂を、決して喜んでいなかった。

 過呼吸に陥るほどの砲撃に自分を曝し、殺そうとしたのは徳川だ、私が死んでも構わないと思ったんだ、すぐに助けに行くとおじじ様は私に約束したのに裏切られた!ということだね。額に傷を負ってまで庇ってくれたのは、いつもは冷たかった姑・茶々だったしね。

 それ以来、豊臣系の打掛を身に着けガラリと言動が変わった千姫については、これまた単純な分かりやすい心の動きだとしか・・・中学生向けドラマだからね。

 お江からの櫛も、家康からの「ぺんすう」も千姫に戻され、お江は泣いた。このシーンはお江と秀忠の背後で桜が散り、物悲しく美しかったね。

 秀忠に言わせれば、きっと「全部家康のせい」(昨年は「全部大泉のせい」)なんだろうけれど、主君たるもの仕方ない。家康死後は、背負うのは自分であり、自分も家康のようにせねばならないんだけどね。

 戦後、秀忠もお江も、帰ってきた千姫との間がこじれ苦労することになるんだろうが、ちゃんと説き聞かせられるように秀忠が成れるだろうか。このドラマの秀忠の場合、心配だ。

スルー出来ない方々

 たぶんこれで出番が終わる高台院(寧々)。和久井映見が味わい深かった。計算高い寧々さんかと思ったけど、彼女が演じるからほっこりやんわり。「あの人と2人で何もねえところから作り上げた豊臣家・・・誠に夢のごとき楽しき日々でごぜ~ましたわ」が万感こもっていて、家康が頭を下げたのも分かる。

 次回は大坂城の炎上シーンで遠くから見守る表情が見られるか?いや、無いだろう。お疲れさまでした!

 最終回を前に、大竹しのぶの大蔵卿局がいきなり登場した。鈴木杏の初が出てくるのは予告でわかっていた(「大奥」の平賀源内とは本当に別人格でステキ)が、大蔵卿は、初と阿茶が講和交渉に臨む後方で、苦虫を嚙み潰すような表情で、菓子を前に無言で座っていた。

 無言なのにあの圧!「真田丸」の大蔵卿(峯村リエ)も強烈だったが、大竹しのぶともなると、初出で無言なのにちゃんと大蔵卿にしか見えない。昨年の歩き巫女のおばばなど微塵も見えない。もし「天命に逆らうな」「肘が顎に着くか」と言い出したら分からないが。

 そうか、最終回の死に際に大野治長ら息子たちに「天命に逆らうな」と言って皆で自害するのだろうか。小栗旬は治長の弟だったりして、そうしたら大竹しのぶとセットでご出演だ。

 小栗旬は家光役かと前回書いたが、天海が出てくるのに役者名が書いてないと鋭い人たちがSNSで言っていた。天海か・・・それもいいかもだけど長谷川博己がなあ。「麒麟がくる」の約束を果たさなきゃだし。

 吾妻鏡大好きな家康の事だから、さっきも書いたように、息子の泰時のためにできるだけの地獄を背負って去った義時に、死に際に思いを馳せるかも。あの世で会って、語り合うなんてどうかな。

 ただ、ちょっと義時じゃ弱いから、家康憧れの君・鎌倉幕府初代将軍の源頼朝役で出てくるのはどうだろうか。歴史家の磯田道史氏が、家康は方角オタクだと最近の講演(YouTubeで見た)で言っていて、鶴岡八幡宮に続く段葛(参道)を真っ直ぐ延長すると江戸城に行き着くことを発見したそうだ。それだけ家康は頼朝に思い入れがあるということだ。

 (ちなみに、久能山と日光東照宮を結ぶ線は、富士山山頂のやや西をかすめるのだそうだ。そこって浅間神社があるのでは?)

 小栗旬は、「鎌倉殿」で大泉洋の代わりにワンシーンだけ頼朝役を演じたことがあるもんね。「どう家」でも、もしかしてあったりして。

 ・・・そんなことを書いていたら、「どう家」公式ツイッターじゃなくてXが既にサプライズゲストを発表していた(サプライズなのに?本番前に発表するの?)。小栗旬は天海!

 ということで、もう最終回だから楽しく見られそう。家康の最期は、きっと徳川四天王始め、瀬名がままごとの花籠の舟に乗って迎えにきてくれますって!そこで「共に逝こうぞ!」と吠えてくっついてきた茶々と、瀬名が、家康を巡って熾烈な戦いのゴングを鳴らし・・・なゲーム展開の訳ないね。

 あと1回!

(ほぼ敬称略)