黒猫の額:ペットロス日記

息子は18歳7か月で虹の橋を渡りました

源氏大河「光る君へ」眼福まちがいなし

源氏物語ベースの大河、超待望でした

 先週の5/11、朝から悲しいニュースで心が痛んでいた日。もう天国で待つ息子(猫ですけど)のもとへと早く行きたいと願うばかりの身には、少し年上のお笑い芸人さんの訃報は堪えた。

 けれど、午後にこちらのニュースを見て「2024年終わりまでは絶対生きるから!」と声を大にして家族に宣言するミーハーっぷり・・・あの「源氏物語」の作者・紫式部を主人公に取り上げるNHK大河ドラマが、2024年に制作されると発表があった。本当に待ってた待ってた!(2回書くくらいうれしい。)眼福まちがいなしだ。

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 主人公を演じるのは吉高由里子。彼女が「篤姫」に一瞬出た時には(確か島津久光(山口祐一郎)の娘で、篤姫(おかつ)の対抗馬のお哲だったような)、少し首をかしげて座礼をする島津家のお姫様姿の彼女が印象的だった。それ以来、気になる女優さんだった。

 主演した朝ドラ「花子とアン」も物を書く主人公だったから、執筆する役にご縁のある人なのだろう。とても楽しみだ。けれども、資料を読むと番組的に紫式部に名付けた名前が「まひろ」。なんだか令和的な名前・・・少し違和感はある。

 まあでも、そんなことは小さい小さい。源氏物語に出会った高校時代、その前から大河ドラマ好きでもあったので、源氏物語を大河ドラマという一級のモノ作りの場で制作してもらえないかと常々願ってきた。

 その宿願が果たされるのだ。ああうれしい。

 橋田壽賀子作のTBSドラマは、橋田ファミリー総出演でなんとなく「渡る世間は鬼ばかり」の香りが拭えなかったし・・・映画も物足りない。やっぱり大河ドラマでしょ。

 もう戦国時代もお腹いっぱい、いったい何人の役者さんが演じる信長・秀吉・家康の3英傑を見せれば気が済むのか・・・もう切り口だって困るだろうに。(ただし、「麒麟がくる」の染谷信長は承認欲求の塊の純粋サイコパスっぷりが良かった。今期の「鎌倉殿の13人」の義経と少し似てるか。)

 最近の大河ドラマは「攻めてる」と言われている。昨年の「青天を衝け」は拾い物だったし、「おんな城主直虎」も面白かった。パッとしなかったと評価されるかもしれないけど「いだてん」も自分的には面白かった。

 でもね、何か忘れていませんか?そう、日本が世界に誇る「源氏物語」があるじゃないか・・・繰り返しになってしまう。もうこれくらいで私の喜びも十分伝わってるだろうから止めておこう。前にも源氏物語愛についてはブログでも書いたし。源氏大河、寂聴さんもお喜びなのではないだろうか。

toyamona.hatenablog.com

「功名が辻」の大石静脚本

 脚本を執筆するのは、「功名が辻」の大石静。大石さんは、かなり前、テレビラジオを取材していた記者時代にNHKで会ってお話をさせていただいたことがある。

 賀詞交換会だったか、何の集まりだったかは覚えていない。たぶんその年(か翌年)の大河ドラマ「徳川慶喜」主役の本木雅弘や、徳信院直子を演じた鶴田真由らその他の出演者がその場にいて、挨拶にマイク前に立った朝ドラ「あぐり」主役になる田中美里の手足の長さと輝くオーラに圧倒されつつ、末席にお邪魔した。

 その時に小柄なショートカットの人物が目前でニコニコと笑っていて、少しお話をさせていただいた。それが大石さんだった。

 たぶん朝ドラ「ふたりっ子」の関係でおいでだったのだろう、とても面白く拝見しています~と言ったら気さくに喜んでくれて、わちゃわちゃ朝ドラについて喋った。その後、彼女が書いた「オードリー」も名作だった。(引退した岡本綾、もったいない。)

 彼女が書く世界は、いつも心情的に納得感がある。その点で安心して物語に没入して見ていられるし、とても楽しみだ。

 大河「光る君へ」では、紫式部が自分の周りにいる人たちを物語世界に「当て書き」する設定にしたらどうだろう。リアルの平安時代の役柄と、劇中劇の「源氏物語」の中の配役との2役を行ったり来たりする感じになって面白いのでは?複雑になって訳が分からなくなるか。

 それと、「功名が辻」の時のように、また三谷幸喜が友情出演してくれないか。期待している。弘徽殿の女御と朧月夜姉妹の父あたり、いかがだろう。その役は、「鎌倉殿の13人」で北条時政パパを演じている坂東弥十郎もいいかなとは思うけど。いや、パパは葵上の父の左大臣かな。

藤原道長:イチ推しはディーンフジオカ!

 まだキャストは主役の吉高由里子しか発表されていない。当然ながら、紫式部周辺の主要人物の配役の予想合戦がツイッターなどネット上で華々しく展開されている。この源氏大河を歓迎する人が多いようで、これまたうれしい反応だ。

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 何と言っても、藤原道長が気になる。今作では紫式部のパートナー的憧れの存在となるようだ。出演するのは誰だろう。

 昔、ドラマか映画で見たのは渡辺謙。イメージはピッタリだった。さすがにもう彼の年齢では道長や光源氏では無理があるが、桐壺帝でのご出馬はいかが。24年大河の道長は吉高由里子よりも少し年上の俳優にするのか、それとも同世代にするのか・・・勝手に候補を考えてみた。

  1. ディーンフジオカ:最初に思いついた。「あさが来た」「青天を衝け」で通して演じた五代友厚のイメージが揺るぎないが、気品もあって怜悧さもある。きっと平安装束も似合うだろう。彼なら光源氏との二役も自然。
  2. 染谷将太:「麒麟がくる」での織田信長は設定も面白かったが彼の演技が素晴らしかった。何という役者さんだろうと感服した。この彼も、道長役でも光源氏でもどちらでもOKだ。
  3. 高橋一生:彼を忘れたらいけない。「おんな城主直虎」以外でも大活躍、NHKでの貢献もすばらしい。いいかも。
  4. 長瀬智也:ジャニーズを辞めただけで引退はしていないと聞いたが?存在感と、もし演じるなら話題性はあるだろう。
  5. 山下智久:こちらも現在「正直不動産」にてNHKに貢献中。年齢的には光源氏の方かな?
  6. 玉木宏:「あさが来た」のヒロイン夫役、「平清盛」での源義朝も良かった。そろそろ大河で大きな役を演じてもいいのではないか。光源氏は厳しいので道長のみで。
  7. 大沢たかお:「花燃ゆ」ではかわいそうだったので、どうだろう。最近は「キングダム」で大将軍を演じて巨大化してしまったけれど、また以前に戻ってくれるなら良い。道長のみ。
  8. 長谷川博己: SNSでは推されていたけれど、つい最近「麒麟がくる」で主役の明智十兵衛光秀を演じたのだから、チャンスはなさそう。それに、道長には線が細すぎる気がする。
  9. 山本耕史: 彼は何でもできそうな気がする。陰謀うごめく平安時代にもピッタリ。「平清盛」で演じた悪左府も良かった。悪に振り切ったおどろおどろしい道長でもできそう。
  10. 松下洸平:制作するのが朝ドラ「スカーレット」チームとのこともあって、SNS上で道長に推されていた。光源氏の二役もアリなのか。紫式部との間が緊張感に欠ける気もするし、彼は頭中将、朱雀帝あたりがいいような気もする。
  11. 岡田准一:こちらも書いてはみたものの、2023年の大河「どうする家康」で織田信長役を演じるので、望みは無いだろう。野心満々の道長は見たかったが。
  12. 木村拓哉:一応思いついてしまったので書いてしまうが、キムタクの道長はアリかもしれない。大河はまだだったと思うし、話題性はある。
光源氏:個人的に見たい義高&大姫コンビ

 光源氏もSNSでは様々な俳優さんが推されていて、悩む。皆さんお目が高い!というご意見ばかりだ。それに対抗するわけでもないが、こんな方々はいかがだろう。

  1. 市川染五郎&落井実結子:少年期の光る君の候補は、「雀の子を犬君が逃がしつる」と泣く、幼い若紫とのセット推し。「鎌倉殿の13人」で木曽義高と大姫の幼いカップルを演じたおふたりにお願いできないか。悲劇を演じたふたりの笑顔がまた見たい。年齢的にも光る君と若紫の出会いのシーンを演じるにはぴったりでは?
  2. 松本幸四郎:少年期を市川染五郎が演じるならば、という条件付き。自動的に成長後の光る君は父親になってしまうのかなあと・・・身のこなしは、歌舞伎役者さんたちは確実に美しいし。でも、申し訳ないけど彼は朱雀帝あたりかな。
  3. 中川大志:現在の「鎌倉殿の13人」で畠山重忠を演じているが、若すぎる印象も無く、美しさで言ったらピカイチ。彼が光源氏のイチ押しか。
  4. 松村北斗:朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の雉真稔で初めて知った俳優さんだが、彼の光る君もピッタリきそう。ただ、光源氏を演じ切る力量的に未知数。
  5. 間宮 祥太朗:朝ドラ「半分青い」と大河「麒麟がくる」での演技でNHK的には何の問題もないのでは?荷が重いかな?
  6. 松下洸平:前述したものの、光る君には庶民的すぎるか?
  7. 横浜流星:あまり知らないが、ドラマ「私たちはどうかしている」の着物姿は良かった。
  8. ディーンフジオカ:もちろん、劇中劇とドラマ本編の役者さんたちが被っているのもいい。藤原道長と光る君の二役ということでも、ディーンフジオカは強いと思う。
  9. 岡田将生:「鎌倉殿の13人」の大泉洋とは違う、美しい頼朝を「平清盛」で演じていた。
  10. 吉沢亮:「青天を衝け」主役の渋沢栄一を演じた吉沢亮も、美しさで言ったら光る君級なのだけれど、流石に難しいか。

 う~ん、悩む悩む。こんなに候補を挙げてみたけれど、まだまだ候補になりそうな俳優さんは存在する。ただ、私が年齢的にパッと名前を思い出せないだけだ💦

清少納言:仲間由紀恵は「賢秀の母」イメージ大

 同時代に宮中で働いてはいないらしいけれど、紫式部のライバルとして知られる清少納言。ネットでは仲間由紀恵を推す声を見た。でも、もうちょっと才走った感じの人の方が私にはイメージがぴったりくる。現在放送中の朝ドラ「ちむどんどん」で長男に大甘の母・優子さんを演じているから、その印象も邪魔をする。

 私が推したいのは戸田恵梨香だ。頭の回転が良い印象があり、華があって良いと思う。制作は彼女主演の朝ドラ「スカーレット」チームだというし、清少納言じゃなくてもいいから、どこかで出てもらいたい。

桐壺の更衣・藤壺の女御・紫の上

 「源氏物語」を好きで読んできて、色々と誰が演じたらいいかというのは妄想し続けてきたのだけれど、いつもこの3役を誰にしたらいいのかなと考えるのが楽しい。3人とも面差しが似ているという設定だから、揃えるのは大変そうだ。

 「源氏」の真の主役、紫の上。10年ぐらい前だったら、柴咲コウに演じてもらいたかった。そして藤壺の女御と桐壺の更衣は中谷美紀が二役。このおふたりの女優さんは良く似ているし、王朝絵巻の似合うあでやかさがあるからピッタリだと思っていたのだけれど、今や年齢が上がってしまった。もったいない。

 柴咲コウが藤壺の女御と桐壺の更衣の二役、というのは今もアリだろう。この二役は、物語を通じてイメージが残り続ける大事な役だから、きっちり演じられる正統派の大物女優さんに演じてもらいたい。宮崎あおいもいいかもしれない。仲間由紀恵を持ってくるならこっちではないか。

 紫式部を演じるのが吉高由里子なのだから・・・年齢バランスで言ったら、紫の上は誰が良いだろうか。そうか、吉高が紫式部も紫の上も、二役を演じることはあるかも。でも、視聴者が混乱しちゃうかな?だめか。

 若紫時代は、前述の大姫を演じた落井実結子ちゃんを推したいが、成長した紫の上は「あさが来た」の波瑠がいいかなあ。思慮深さがあって、可憐でもあり、いいのでは?彼女は明石の君なんかもいいかも。

 「おかえりモネ」の清原果耶にも魅かれる。宮崎あおいが桐壺の更衣&藤壺の女御の場合、良いのでは。3役の組み合わせが肝心だから。が、彼女は紫の上よりも桐壺の更衣を単独で演じる方がイメージピッタリかもしれない。

 川口春奈もいいかも。「麒麟がくる」でのピンチヒッター帰蝶はお見事だった。彼女なら、柴咲コウが桐壺の更衣と藤壺の女御を演じた場合、面差しが似ているといっても通るかも。

 紫の上の候補、考えてみると意外と見つからないものだ。いずれにしても、朝ドラで主演した方たちにはチャンスあり。もうちょっと考えて、整理してまた書きたい。

 そうそう、六条の御息所もしくは弘徽殿の女御は、CMでクイーンを演じている満島ひかりがいいのではないか。誇り高くピリピリと演じてくれそう。また、「源氏物語」外になるけれど、中谷美紀もしくは柴咲コウが定子、永野芽郁小芝風花が彰子なんてのも良さそう。

 考え始めるとホントにキリがない・・・徐々に発表になっていくキャストが楽しみだ。それまでは予習復習しておきたい。

(敬称略)