黒猫の額:ペットロス日記

息子は18歳7か月で虹の橋を渡りました。大河ドラマが好き。

ドラマなどメディア

「鎌倉殿の13人」政治家の妻の悲しみ

大河ドラマを思い起こす、安倍晋三氏の死 先ほど、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第26回「悲しむ前に」の土曜昼の再放送を見た。昨日、元首相の安倍晋三氏が亡くなったと知ってからこのドラマを見ると、フィクションの世界だけれど、不思議なデジャブを日…

「鎌倉殿の13人」長いプロローグが終わった

弟を活かせる兄であれば、歴史は変わったか まるでここまで主役のように物語を引っ張ってきた大泉洋演じる源頼朝が、先週25回「鎌倉殿の13人」の最後で意識を失って落馬した。「佐殿!」と長きにわたって従者として仕えてきた安達藤九郎盛長が、古い呼び名で…

「鎌倉殿の13人」大江殿、悪者過ぎる

善児に育てられる娘、トウちゃん登場 本日、あと少しで「鎌倉殿の13人」の第25回が始まるというのだから、先週の24回「変わらぬ人」のことを今さら書かなくてもいいかなーとは思ったものの・・・気になることは短く書いておこう。 みなさまの癒しだった蒲殿…

「鎌倉殿の13人」なぜ曽我兄弟は石を投げた?

山の神は金剛(泰時)を祝福した 今期のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、6/12に23回「狩りと獲物」が放送され、有名な「曾我兄弟の仇討」が重要なモチーフになって話が展開した。(以下感想、がっつりネタバレです。ご注意を) 頼朝が自分の後を継がせて二…

「ちむどんどん」離脱組には名作「芋たこなんきん」

目に入ってくる「ちむどんどん」記事 NHKの朝ドラは、習慣で見ることになってしまっていた。しかし、今期「ちむどんどん」(特にニーニー)は避けたい。困ったことに、それを許してくれないのがヤフーなどの検索エンジンだ。 私は朝ドラ好きだと認定されてい…

「鎌倉殿の13人」義経に続く、八重さんロス

八重さん、わかっていたとはいえ 先週のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、とうとう主人公・北条義時の愛妻・八重が落命した。そろそろ正妻である比企家の姫の前が出てこないといけないから、八重はどうするんだろうとは思っていたが・・・やっぱりの水死…

「鎌倉殿の13人」義経ロス続く…逃亡説と遺児説と

チンギスハンになった・・・は無いのでは 前回5/22のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、奥州平泉に逃れていた義経がどうやら妻と娘と共に最期を迎え、「義経の首」と称される物は鎌倉に届けられた。大泉洋演じる頼朝は、公式の態度とは裏腹に、その首を前…

「鎌倉殿の13人」義経は首で帰った

義経の逃亡説にも含みある描写 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、5/22の第20回で源義経の最期を・・・はっきりは描かなかった。これだと大陸に逃げた説もOKになるけど・・・という描き方。見ごたえのある、よく練られたやり方だよなあと面白かった。毎回毎…

「ちむどんどん」ありえん!離脱します

「カムカム」受賞おめでとう! 昨期のNHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が、4月のギャラクシー月間賞をもらったそうだ。おめでとうございます! 色々とモンクを連ねつつも最後まで見た私。謎解きで引っ張られて見たような形になったけれど、それでも私のよ…

源氏大河「光る君へ」眼福まちがいなし

源氏物語ベースの大河、超待望でした 先週の5/11、朝から悲しいニュースで心が痛んでいた日。もう天国で待つ息子(猫ですけど)のもとへと早く行きたいと願うばかりの身には、少し年上のお笑い芸人さんの訃報は堪えた。 けれど、午後にこちらのニュースを見…

「ちむどんどん」ヒロインを霞ませるニーニーの大失敗

不甲斐ないにーにーに甘すぎる!!! 今期のNHK朝ドラ「ちむどんどん」。やってくれました。主人公の高校生・比嘉暢子のにーにー、賢秀がやっぱりの為替詐欺に引っかかって、ただでさえ崖っぷちらしい主人公一家の経済を谷底のさらに奥底まで叩き落としそう…

「鎌倉殿の13人」YouTube解説も盛り上げ中

空気一変、佳境が続く「鎌倉殿」 今年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を毎週欠かさず見ている。「今日からみんな武衛だ」で視聴者に愛された、佐藤浩市演じる上総介広常の誅殺は、見ているこちらは死ぬことはわかっていても、居並ぶ御家人の皆さんと同様、…

「カムカム」欲張りな大団円、ひなたの道は続く

安子とるい、待望の再会は実現した 先週金曜日でNHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が第112回で最終回を迎え、今週は新たに「ちむどんどん」がスタートしている。主人公並みに小さい頃は食べもののことばかり考えていた私は沖縄の美味しそうな物の数々にさっ…

「カムカム」残るは最終週!してやられました

ひなたは成長した とうとうNHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が4月4日から最終週を迎える。3代目ヒロイン「ひなた」の誕生日ですね。おめでとうございます。 私も同じ年の4月生まれなので、ひなたとは同級生のようなつもりで視聴してきたけれど・・・ひ…

「カムカム」英語もピアノも、必要なのは日々努力

ターニングポイントは終戦50回忌 いよいよ残り2週間となったNHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」。先週は木曜日の放送を見た段階でブログを書いてしまったので、先週金曜日に放送された第97回のファンタジー展開について、まず触れておこうと思う。 その日は…

「カムカム」あんこの味を継いだのは

とうとう残り3週間 今週14日からの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」は、本腰を入れて物語の結末に向けて走り出したようで油断ならない。濱田岳演じる算太が「るい」のもとを訪れ、死の床で荒物屋「あかにし」の清子さんと吉右衛門との対面も果たした。 その…

「カムカム」ひなたの道、どう輝くのだろう

「ひなたの道を歩けば、きっと人生は輝くよ」 3代目ヒロイン・ひなた(川栄李奈)と条映大部屋俳優・五十嵐文四郎(本郷奏多)との別れが描かれた第19週。ひなたの父として錠一郎(オダギリジョー)はわざわざ条映を訪れて、文四郎に自分の夢破れた過去を伝…

「黄金の日日」やっぱりベスト五右衛門は根津甚八

懐かしの大河ドラマ再放送 日曜日の早朝にリバイバル放送されているNHK大河ドラマ「黄金の日日」を見ている。と言っても、リアルタイムでは寝坊助の私には無理なので、録画したものを遅れて見る。 今日になって先の日曜日に放送された第46回「五右衛門刑死」…

「カムカム」ひなたは算太に似てる

第3代ヒロイン「ひなた編」はコメディ? なんだかんだ時計代わりに朝ドラを見ている人もいるように、私も「あさイチ」待ちで相変わらずフォローしている。とうとう「カムカムエヴリバディ」も第3代ヒロインの「ひなた」が先週の第15週で子役から大人になり…

「カムカム」似て非なる懐かしき70年代

同い年の「ひなた」に自分を重ねた 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第14週が終わった。懐かしの「およげたいやきくん」大ヒットのあおりを受け、回転焼きの売り上げが落ちたのを2代目ヒロイン「るい」が悩んでいたが、時代劇好きに育った3代目ヒロイン「ひ…

「カムカム」いつかジョーが音楽に戻る日を

職業性ジストニアに当てはまるのだそうな NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で、ジョーがトランペットを吹けなくなってしまったことについて前回ブログでこう書いた。 動物番組で「かわいいな~」と思って見始めた頃に天敵に捕食されるシーンが流れて言葉を…

「カムカム」るいの「天下御免の向こう傷」

荒唐無稽な不幸のもたらし方 NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」第12週が終わった。2代目ヒロイン「るい」の運命が、また動き出しそうだ。 どうやら恋人のトランぺッター・ジョーは、場面緘黙症みたいな感じなのかわからないけれど、体に不調はないのに得意…

「鎌倉殿」伊豆の国市に行きたい

拾い物だった「青天を衝け」 2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が始まった。 その前に、たったの41回で終わってしまって冷遇された感の拭えない前年の「青天を衝け」は、期待以上の面白さで楽しませてくれた拾い物だった。今や、渋沢栄一の名は全国に知…

「カムカム」憎まれ役のベリー!憎めない

年末年始はスイーツ三昧 新年が明け、早くも成人の日がらみの3連休だ。昨年末には猫友さんからスイーツをどっさりいただき(差し上げた書籍のお礼だと言うのだけど、まるでクリスマスプレゼントのように盛沢山)、あれこれをほのぼのと嬉しく食べながら年末…

個人的にも気になる「鎌倉殿の13人」

お題「気になる番組」 はてなブログの「お題スロット」というものをチェックしてみたら、出てきたのが「気になる番組」とのこと。 振り返ってみると物心ついて以来、毎年のように見てきた番組がNHKの大河ドラマ。今年はさらに、あの「真田丸」を執筆した三谷…

「カムカム」安子編が終わったが

初代は、応援しにくいヒロインになってしまった NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が、二代目ヒロインの深津絵里が演じる「るい編」に入った。Twitter等ネットを見ると、阿鼻叫喚というか・・・初代ヒロインの「安子編」の終わり方に納得していない人が多い…

「カムカムエヴリバディ」安子、英語がうますぎる

ロバートと再婚か or 稔さん生存の夢想 NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で、とうとう米軍のロバート・ローズウッドが先週登場した。公式サイトの登場人物紹介でも最後だけれどちゃんと出ていたから、ただ者ではないことはわかっていたけれど、そうか・・…

公式「否定」なければ民意が食われる

ようやくの方針転換 天皇家の敬宮愛子さまが成年を迎えられた。今朝、テレビで拝見したローブデコルテ姿はお美しかったし、実に大人の表情をされているように見えた。怜悧ながらも温かいお人柄にも見えた。おめでとうございます。 二十歳のスタッフが選んだ …

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」悲劇の第4週でした

脚本は「ちりとてちん」の藤本有紀さん NHK朝ドラの「カムカムエヴリバディ」が第4週を終えた。主人公の安子に襲い掛かった不幸の連続に、「戦中・戦後の時期なら、こんな悲劇もあったことか」と想像しつつも、あまりの畳みかけに涙しました 祖父が少し先に…

瀬戸内寂聴さんを悼んで

「源氏」について、25年前にインタビュー 作家の瀬戸内寂聴さんが99歳で亡くなったと聞いた。現役時代のスクラップをひっくり返して確認してみたら、インタビューをさせていただいたのは瀬戸内さんが74歳の1997年3月か4月。ちょうど四半世紀、25年も前の話だ…